動画でナットク !! 

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折り込みは、一番、習練の必要な行程といえます。何度も動画を見ていただき、練習を重ねて慣れて下さい。“包み替え”が成功するも失敗するもこの行程がクリアできるかどうかで決まります。
まず初めに、摺師さんの動画などをご覧いただき、それからご説明いたします。

      
実写(解説付き) 14.6MB  2分58秒
      
     
アニメ動画(折り込みから仕上げまで)音楽のみで、解説なし  10.8MB  2分28秒
画面が出ない場合は、右のロゴをクリックして、閲覧ファイルをインストールしてください。マックのパソコンでもインストールして、閲覧できます。
動画の画面をダブルクリックすると、大画面になります。
もう一度、画面をダブルクリックすると、元の大きさに戻ります。

終わりましたら、右上の「×」をクリックするとこの画面に戻ります。
  動画をご覧になりましたでしょうか。 折り込みで一番注意することは、何といっても、

            軸をぶらさずに折り込むこと   が大事です。

軸とは、竹皮のほぼ中心に置いたばれん本体の定位置の事。最初に決めたこの位置が、ずれてぐらついてしまっては、せっかく途中まで上手に折り込んでも、軸が少しずらしてしまっただけでゆるんだ折り込みとなり、やり直しをしなくてはならなくなってしまいます。
 ところが、折り込みを“やり直す”といった作業が非常に難しい作業となります。なぜなら、ほどんどの場合、最初の折り込みの際に竹皮が破けてしまっている場合が多いからです。再度やり直しはしたものの、その破けを折り込み内でカバーできず、結局大きく破けて、 “ギブアップ”となってしまいます。
 そのゆえ当社では、その“定位置確保”のためだけの「ばれん包み替え補助バンド」なるものを開発し、販売している程です。
 補助バンドの話はともかく、職人さんのこの動画を見ると、仮折りを使っての軸抑えが完璧で、左手の指と腹、それぞれを最大限にうまく活用しているのが見て取れます。何度も見て、左手の使い方と仮折りの仕方を学びましょう。
次に、
       折り込みは、側面から始める  ことが大事なコツです。
 包み替え初心者の方は、とかく、ばれん本体上面だけで折りを入れようとします。しかしこの方法では、側面がだぶつくような感じになり、決してうまくいきません。
 言うまでもなく、竹皮で包んであるばれんには6oから9o位の厚みがありますが、そのばれん側面を意識して、側面の下方から折り始めることを心がけ下さい。言い方を換えると、“側面に襞(ひだ)を付けるようにして折る”ということです。
 右のアニメをご覧ください。イメージ画面ですが、ご理解いただけますでしょうか。やってみたもののご自分の折りの形に満足していなかった方、これを意識して実践していただけると、「なるほど!!」と思っていただけることと確信しています。
側面から見た、あくまでも
イメージ動画です。(無音声)



アニメ動画(Flashファイル)
  とはいっても、やっぱり折る際に破けてしまうのが、悔しいところです。
 理屈だけでできないつらさは、竹皮が折り込みの際の破れにあります。竹皮の繊維方向に逆らってカーブを切っているのですから破けて当然とも言えるかもしれません。
 ですから実写動画を参考にして、数多く失敗してその内に手が覚えるようになる・・・といったことしか言いにくいのですが、あえて言葉にして表しますと、
破けないように折るには、折り目部分一点だけに集中するのではなく、これから折り進めようとする握り手部分をも含めて内側に巻き込むようにする。上向きに引っぱり誘い込むようにしながら、無理の無いようにして折リ目を付けていく。

握り手になる部分周辺を絶えず(底面に対して)垂直に立てることを意識しながら折り進めていく。
といったところでしょうか。
ですから、実写動画では、折り目を折るたびに、にぎり手部分(全体)がゆれているのです。
 折り目の整えは、この後でもできます(仕上げ頁参照)から、あくまでも、「破け」と「だぶつき」に
気を付けましょう。
                    動画の補足説明 
折り込みのところでは

 竹皮折りの回数は外側から6回、内側から7回が昔からの習わしと云われています。しかし、慣れない内は、あまり回数にはとらわれなくてもよいでしょう。
 
 少し折り込みがゆるんでしまっても、慣れないうちは仕方ありません。破けていないのであれば次へと進みましょう。最後、竹皮が完全乾燥する時、少しシャキンとなり、だぶつきがさほど目立たなくなります。

 折り込みが終わり、ねじって縄状にする所では、
 折りに時間がかかってしまった方は,竹皮が硬くなってきているので、縄にするのに目いっぱいの力を必要とします。力を込めてなるべく折り込み根元からきつく巻いていきましょう。
 一度目の縄状ねじり巻きを終え、180度回転させ、二度目の縄状ねじり巻きする時は、一度目と同じ方向にしなければなりません。 ねじり方向を違えると、ほどけてしまいます。
 ねじりは、時計回りの方向にするのが普通ですが、反対方向でのねじり方がしっくりいくというのであれば、それでも構いません。
 2本の縄ができましたら、お互いの引き付けも渾身の力をこめてやりましょう。
 動画では、竹皮切り落としを中に入れています。慣れている方が、ほとんどこのようにするのは握り手となる縄を太くする為、というよりも、縄をすっきり直線的にする為の作業です。これも、ねじり作業を(若干ですが、)難しくしますので、慣れていない人、ゆとりのない人は、やらなくてもよいかもしれません。慣れてからの作業としましょう。

繰り返して言いますが、この折り込み作業は、
何度も何度も練習することが肝心です。


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