それゆえ、
慣れない内は、なめし作業を先に行い、その後で切り込みを入れる順にした方が破れる失敗が少ないのではないかと、考えられます。
順序を変えて、なめしの後、切り込みを入れた動画が左です。実際に私は、こちらの順で、依頼を受けた包み替えを行っています。先ほどの動画と比べると私(松村)の動きでぎこちないのですが、ご覧下さい。根元部分なめし(広げ)の一連の動きとして、裏側一部分の繊維つぶしと根元切りも同時に行っています。
この後は最も難関である折り込みの作業です。慣れていない人にとって、このなめし作業は、少々念入りにやった方が竹皮がしなやかになり、良いかもしれません。
しなやかになると折りやすくなり、破けにくくもなるからです。
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動画(なめし後、切り込み)
8.00MB 1分35秒 |
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