A 版木への写し
伝統木版画の工房などでは ヤマザクラを使用しますが、あまり細かい絵柄でない限り、もしくは数多くの枚数を摺らない限り、シナベニヤでもさしつかえありません。
これから動画で説明する外見当の場合は、図案と同じ大きさに版木をカットして、トレーシングペーパーやカーボン紙を使って、版木に彫り部を転写する。
実際には、このような小さな作品は内見当がふさわしいので、版木を大きめにとり、本体部分の他に見当位置も含めて転写しましょう。
使う色数の分だけ、転写する版木も必要なことは、言うまでもありません。
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B 版木の彫り
小さい作品ということもあり、しっかり深く彫って、色のケツ落ちが無いようにしましょう。
下は、見当位置が含まれている、内見当用の版木。
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